「歌ってみた」初心者のためのボーカル録音講座/Index

ボーカルレコーディングをする女性
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歌手や声優、ナレーターなど、自分の歌や声で活動していきたいと思ったときに、ステージで直接披露することのほかに、もうひとつ欠かせない要素があります。

それは歌をレコーディング(録音)することです。

歌を録音してデータにすることで、ネットで配信したりCDにしたりして、より多くの人に自分の声を届けることができます。

しかしただ手元にある機器でなんとなく録音しても、自分が普段聴いているプロの音とはかけ離れたものしか録れず、きっと満足はできないはずです。

ここでは自分の歌をよりよく聴かせるため、またプロっぽく仕上げるために、どのような機材やセッティング、ソフトを使ってレコーディングしていけばいいかについて解説していきます。

チャプターは以下の3つに分かれています。

1. マイクをはじめとする機材の選び方
2. 機材のセッティング方法
3. レコーディングの実践と編集・ミックス

基本的にはボーカリストを想定した内容ですが、声優やナレーターなど、声を使った職業を目指す方にも役立つと思います。

ベースはパソコンで

ここで解説する内容は、パソコンがあることが前提になります。

今はスマホでなんでもできる時代で、実際スマホでレコーディングもできますが、やはり録音や編集作業の利便性を考えるとパソコンをベースにするのが一番です。

音楽制作に使うパソコンは高スペックのものではないとだめだと思うかもしれませんが、たくさんのトラックやプラグインエフェクトを使うのでなければ、一般的な性能のもので十分です。
たとえばCPUがCore 2 Duoでメモリが4GBというひと昔前のスペックのものでも、歌のレコーディングだけなら問題なく使えると思います(使用する音楽ソフトの必要スペックによって変わります)。

家族が使っていないパソコンがあればそれを使ってもいいですし、中古のノートパソコンを安く手に入れるのもありです。
最近はiPad対応の機材も増えているので、iPadがあるならそれを利用するのもいいでしょう。

機材はコスパ重視

レコーディングのための機材は、いいものを選択すれば天井知らずの値段になってしまいます。
ここでは初心者に最適な、安くてなおかつ十分な品質を備えたものを中心に紹介していきます。

録音に必要な定番機材として、マイク、オーディオインターフェイス、マイクスタンド、ポップガードがあげられますが、ここで紹介している商品で最低限のものをそろえれば、だいたい18,000円くらい(パソコン除く)で収まります。
このくらいの値段だったら学生の方でも手が出せるのではないかと思います。

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