アマチュアでも24bit、48kHzで録音するのが当たり前になり、SACD(Super Audio CD)、DVD-Audioも出てきて高ビットレート時代になるのかと思いきや、もう一方で128kbpsのmp3による音楽配信や着うた等が人気を博しています。音楽鑑賞の二極化が進んでいるんでしょうか。いずれにせよ元データを高音質で作るに越したことはありません。
アマチュアでもDAWを駆使することによってプロに近い音が作れるようになったと言われていますが、そこはやはりあくまでも“近いもの”に過ぎず、特に生楽器やボーカルを使った曲ではスタジオでプロのエンジニアが手がけたものとの差ははっきりと出ます。
でももし大多数のリスナーがその差さえも特に気にしないのならすごいことですよね。少なくともネット配信という場においてはプロとアマが同じ土俵で勝負できるわけですから。まあそんなに甘くはないでしょうけども、昔と比べて確実に可能性は広がっているのを感じます。
2006.8.18