SONY MDR-CD900STのイヤーパッドを交換してみた

SONY MDR-CD900STとイヤーパッド
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SONY(ソニー)のヘッドホン「MDR-CD900ST」を10年ほど使い続けた結果、イヤーパッドがボロボロに。
いいかげん交換しないとなあ、と思いつつ延ばし延ばしにしてきたのですが、このたびついに交換しました。

ボロボロのイヤーパッド

中のスポンジが露出したイヤーパッド

上の画像を見てわかるように、経年劣化によりイヤーパッドの内側の部分が裂けて、中のスポンジが露出しています。表面はひび割れて、ちょっと触るだけで黒い粉が指につくようになってしまいました。

曲作りでヘッドホンを長時間使ったあと、ウェットティッシュでイヤーパッドの表面を拭いていたのですが、それも劣化を進めた原因だったのかもしれません。とはいえそのままにしておくのも衛生的にどうかと思いますしね。まあウレタンなので、遅かれ早かれこうなる運命だったのでしょう。むしろよく持ったほうなのかも。

この機会にヘッドホンを新しいものにしようかなとも思ったのですが、音的には問題ないですし、とりあえずイヤーパッドを交換することにしました。

イヤーパッドの交換は簡単

MDR-CD900STのイヤーパッドの繋ぎ目

イヤーパッドと本体ががっちりはめられていて取るのが大変そうだな、となんとなく思っていたのですが、本体との境目部分に親指をあててずらすだけで、あっさり外すことができました。

 

取り外したイヤーパッド

ドライバーユニットの入り口部分を囲む黒いスポンジも劣化していましたが、これはこのままでいいかなと今回はスルー。

 

MDR-CD900STの新しいイヤーパッド

新しいイヤーパッドを本体の縁に引っかけて、少しずつはめていけばできあがりです。

 

イヤーパッドを交換したMDR-CD900ST
本当に同じイヤーパッドだったのかと思うほどにピカピカでパンパンになりました。なんでもっと早く交換しなかったんだろう……。
肌に直接触れるものは、定期的に交換したほうが絶対にいいですね。

 

MDR-CD900STのヘッドバンドの内側

ところでイヤーパッドを付け替えているときに気づいたのですが、ヘッドバンドの内側の素材も劣化してちょっと怪しい感じに。
ここが完全にだめになったら買い替えかなと思ったら、なんとヘッドバンド部の交換部品も売っていました。

さすが業界定番のMDR-CD900ST。交換用パーツが至れり尽くせりです。
劣化した部分をちょこちょこと交換していけば、永遠に使い続けられそうです。そのうち元々のパーツがひとつも残っていないものになりそうですが(笑

MDR-CD900STのイヤーパッドはサードパーティー製も豊富ですが、私はサウンドハウスで純正のものを購入しました。
純正ならサウンドハウスが一番安いと思うのでオススメです。

イヤーパッドなら純正にあえてこだわる必要もないので、安さやデザインで選んでも問題ありません。