ドラマ「神ちゅーんず 〜鳴らせ!DTM女子〜」の使用機材はこれ!

「神ちゅーんず」の使用機材
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少し前に、私立恵比寿中学主演のドラマ「神ちゅーんず 〜鳴らせ!DTM女子〜」について書いたのですが、ワタクシその後も欠かさず見続けています(→過去記事)。
というか今ドラマはこれしか見ていません。普段ドラマをそんなに見ないもんで。

初回は設定と人物紹介が盛りだくさんな感じでしたが、ストーリーが進んでそれらもしっかり整理されてきました。定番ですけど徐々に仲間が増えていく展開は熱いですね。

毎回レビューを書いてもよかったのですが、思いのほかDTM感が薄い学園ドラマについて自分が書いたところで需要がなさそうなのでやめておきました(笑

このサイトに求められるものは、やはり使用機材について。
実際に劇中の曲がそれらの機材を使って作られたわけではないと思うので、使用機材がわかったところで意味がないような気もしますが、なにはともあれ神ちゅーんずの使用機材についてチェックしてみました。

神ちゅーんずの使用機材

パソコン&DAW

パソコンは「APPLE iMac」で、DAWは「APPLE Logic Pro X」です。

主人公の十倉凜は最初、iPhoneと「APPLE GarageBand」で曲作りをしていましたが、学校にDTM機材が入ってからはiMac&Logicを使うようになりました。
このドラマもiPhone XSを使って撮影しているようですし、徹底的にAPPLE推しという感じです。

Logicの画面が、劇中の神ちゅーんずの曲「あなたのダンスで騒がしい」の本物のプロジェクトのように見えます。実際にそうなのかはわかりませんが。

MacのためのLogic Pro
あなたのMacを、すべてを備えた完全なプロ仕様のレコーディングスタジオに変えるLogic Pro。最初の一音から最後のマスタリングまで、ミュージシャンに必要なものが全部そろっています。

ヘッドホン

ヘッドホンは「ULTRASONE Signature PRO(ウルトラゾーン シグネチャープロ)」。ドイツの音響機器ブランドのものです。
初回か第2回の楽器屋のシーンで出てきました。

そのときは高すぎて手が出なかったのですが、のちにプロデューサーとなる友人の力でゲットすることに。
プロ仕様のこんな高価なやつにしなくても(笑

キーボード

キーボードは「IK MULTIMEDIA iRig Keys I/O 49」。
スタイリッシュでコンパクトなデザインの、49鍵MIDIキーボードです。

iRig Keys I/O 49は、オーディオインターフェイスの機能も備えています。
つまりこのキーボードとパソコンをUSBで繋ぎ、背面の端子にマイクとスピーカーを接続すれば、マイクに入力した音をパソコンに取り込み、パソコンで加工した音をスピーカーに出力することができるということです。

ちなみにパソコン(Mac/Windows)だけでなくiOS(iPhone/iPad)でも使用可能です。

オーディオインターフェイス

iRig Keys I/O 49にもオーディオインターフェイスの機能はあるのですが、それとは別に専用のオーディオインターフェイスが置かれていました。

「IK MULTIMEDIA iRig Pro Duo」。2IN/2OUTの、コンパクトながらも多くの機能を備えたオーディオインターフェイスです。
こちらはパソコンとiOSだけでなく、Androidにも対応しています。

スピーカー

スピーカーは2種類あります。
iMacの両サイドに置かれているのが「IK MULTIMEDIA iLoud Micro Monitor」。
超コンパクトなモニタースピーカーで、Bluetooth接続にも対応しています。

もう一台の箱型のスピーカーは「IK MULTIMEDIA iLoud」。
持ち運びにも適したポータブルスピーカーです。こちらもBluetooth接続が可能。

マイク

マイクは2つあって、ひとつは「IK MULTIMEDIA iRig Mic Studio XLR」。コンパクトなコンデンサーマイクです。

ただしこちらは単品未発売で、IK MULTIMEDIAのDTMセット、「iRig Pro Duo Studio Suite Deluxe」もしくは「iRig Pro Duo Studio Suite」に付属するものになっています。

もうひとつは「SHURE SM58」。定番のダイナミックマイクです。

エンドロールの協力会社のところにIK MULTIMEDIAの名前があったので、DTM関係は全部IK MULTIMEDIA製品なのかなと思ったら、なぜかSHUREのマイクもありました。

まとめ

ここで紹介したソフトと機材をすべてそろえると、およそ26万円かかることになります(iMacを除く)。さすがにDTMの初期投資としては大きすぎます。

必要最低限、というか機能的には必要十分なものをこの中から選ぶとしたら、DAWは「Logic Pro X」、キーボードとオーディオインターフェイスは「iRig Keys I/O 49」、スピーカーは「iLoud Micro Monitor」といった感じですかね。ただしLogicはMac専用なので、Macがあることが前提になります。

マイクはコンデンサーマイクの「iRig Mic Studio XLR」がほしいところですが、こちらは単品未発売なので、「AUDIO TECHNICA AT2020」のような安価なコンデンサーマイクで代用するといいのではないでしょうか。

モニターヘッドホンはさすがに「Signature PRO」には手を出しづらいと思うので、宇多田ヒカルさんも使っているという最強の宣伝文句を手に入れた、「SONY MDR-7506」をオススメしておきます。

宇多田ヒカルの使用機材 最新版(2018)アマチュアにも参考になるセレクト
NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で映されていた宇多田ヒカルさんの自宅での楽曲制作シーン。そこで使用されていた機材について調べてみました。意外と安く手に入るものから高級なものまで、さまざまな機材がありました。

 

……と書いたところで、別の機材で代用するならもはや神ちゅーんずと関係がないというか、そもそもDTMまわりを神ちゅーんず仕様にする意味があるのかという、この記事そのものへの疑問が出てきました(笑

まあそんなわけで意味があるのかないのかはわからなくなってしまいましたが、神ちゅーんずの使用機材、よかったら参考にしてみてください。